憧れ?の田舎暮らしをやってみる その3

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仕事より大変!!田舎の人間関係の難しさ

田舎暮らしで大変なのは何と言っても仕事を見つける事人間関係を上手くやる事に尽きると思う。

ここが上手くいかないと、憧れだけで田舎に移住しようとしても失敗するのは目に見えている。

私の知っている人では、東京から西表島に移住を決意していざ実行したものの、人間関係が上手くいかずに二週間と経たずに東京に舞い戻ってきたケースもあるくらいなのだ。

言うまでも無いが、都会と田舎の人間関係とを同じに考える事は出来ない。

大抵田舎から都会に出て来てずっと住み続けているような人達というのは田舎特有の人間関係が嫌になり飛び出してきたクチだろう。

一度気楽な都会の人間関係に馴れてしまうと、もう元に戻りたくはないという考えなのだ。

田舎出身の人間でさえそう感じるのだから、マンション生活で隣の人間ともまともに付き合う事さえ無いような希薄な都会の人間関係の中で生まれ育った人にとっては、田舎の人間関係というものは想像し難いものがあると思う。

プライバシー無し!?驚きの田舎生活

田舎には確かに都会よりも親切でいい人も多いのだが、反面地域によっては相当に閉鎖的な所もかなり多い。

私が物件の下見に行った時、民家から出てきた一人の老人が物凄い目でこちらを睨み続けていたのを見て、とてもここには住めないぞと思い、そそくさと村を後にした事があった。

田舎の人間関係の問題点を一言で挙げるとすれば、それは余所者意識プライバシーが無い生活である。

よく聞く話だが、何処の誰が何の仕事をしていてどういう暮らしをしているとか、誰と付き合っているとかいうのは勿論、毎日の食事は何時に何を食べていて何時に寝るとかそういう事まで全て村人には把握されているものだ。

ある人に聞いた話だが、風呂上りにベランダで髪の毛を櫛で梳かしていると、何回梳かしたかを隣の婆さんはいつも数えていたというから驚きだ。

別に田舎の人達は探偵や諜報員の如く、何かの目的があって私達の事を調べ上げているという訳ではないのだ。

田舎の生活というのは基本的に暇であり、これといってやる事も無いし、時間に追われる事もなくのんびりとした暮らしをしているものだから他人の一挙手一投足をじっくりと観察出来てしまう。

そしてそういうのが唯一の楽しみであるお喋りの話題のネタとして周囲にどんどんと広まってしまうという訳で、これは悪意の問題とかではなく、辺鄙な田舎の暮らしではどうしてもそういう事は避けられないと覚悟しておかなければならないものなのだ。

田舎暮らしで希薄な人間関係を望むなら…

そんな中でも生活していく為には、当然周りの人達とは上手く付き合っていく必要がある。

田舎では都会のように一人だけで気ままに生活するというわけにも行かず、当然ながら他人とのトラブルを起こさぬよう、気をつけて行動する事が求められるのだが、それでも関係がこじれる時はこじれるもので、狭い田舎社会では例えそうなったとしても嫌な隣人とは毎日顔を突き合わせて生活をする羽目になるだろう。

このように田舎という小さな社会では、他人と上手くやる為にプライバシーを犠牲にする必要があるが、一度でも関係がこじれたらその相手とはその先もずっとそのまま、という非常に厄介で面倒な部分が存在するのだ。

そういうのが、嫌で耐えられない。自分は自然に囲まれたまったりした暮らしを望んでいるのであって、厄介な人間関係の中に身を置きたくなんかない、というのであれば別荘地や、アイターン組の集まるような場所に住んだりするのがおススメで、間違っても小さな集落の古民家なんかは例え家賃がタダだったとしても避けるべきだ。

田舎と都会で暮らすデュアルライフのススメ

スッパリと都会での暮らしをやめて生活の基盤を全て田舎に移し、そこへ根を下ろし生きていこう、という立派な志と覚悟がある人なら別だが、そうでなければ都会と田舎との生活を半々に送るようなデュアルライフがベストだろう。

都会とは別に田舎にひとつ物件を購入し、好きな時だけ別荘感覚で利用すると言うわけだ。これならば面倒な人間関係も不要だし、何よりも気楽に田舎暮らしが楽しめると言うもの。

あくまで自分の経験から得た感想だが、ガチで田舎に住むというのはかなり重い話だし、何よりも気合いが不可欠なのであまり気軽に楽しめるという感じではないのだ。

注意点としては、先に述べたようになるべく地元の人間のいる場所ではなく、別荘地だとかIターン組の集まっているような所に物件を探す事。

周りは同じような都会の感覚を持った人達だから面倒な人間関係もなく、程よく気楽に付き合えるだろう。

ところで私自身、住んでいた時にはまるで未練も愛着も沸かなかった東京だが、実際にそこから遠く離れて全く異なる環境でしばらくの間生活してみると、結局は生まれ育った都会が懐かしく感じられたものだった。

という訳で今ではすっかり元のゴミゴミした都会に舞い戻って前と同じような生活を送っている。

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