工場バイトをやってみる
昔、手っ取り早く稼ぎたいという時、工場の仕事をよくやったものだ。
仕事内容は単純で創造性が無いので殆ど魅力を感じないが、いろいろとメリットもあるので私は今でもたまに利用する事がある。
工場系のバイトのメリット
1.受かりやすさと辞めやすさ
2.シフトの自由度
3.夜勤帯もあり
4.人間関係が少ない
5.仕事が非常にシンプル
先に言っておくと、工場系の仕事でも物流・配送関係というのはやはり、介護、飲食と並んで常に上位ブラック業種にランクインするようなものだ。
バイトとして雇われるならいいが、こういうとこで正社員になるというのは私にとってあまり魅力的な話ではない。
工場バイトの魅力とは
工場バイトでは、接客業とは違ってお客と接する事もないから変に気を使う事も無く、神経をすり減らさなくて済むのが最大の特徴。
この手のバイトは大抵誰でもスグに雇ってもらえるし、仕事内容も至ってシンプル、複雑なマニュアルも存在せず、アタマを使うような難しい事は何も無いのがいい所。
面接ではあなたの年齢性別学歴は殆ど考慮されないので、募集が定員にならない限りスグに採用される確率は高い。
仕事によっては体力を使うガテン系のものもあるけど、基本的にはそれ程きつくない所が多と言える。
ちょっとおカネに困ったような時にサクッと稼ぐのに便利だ。
シフトが自由
一般的にこういう仕事ではシフトを一ヶ月とか一週間単位で事前に提出させるような所が多く、プライベートや自分のスケジュールを優先させた働き方が出来るのが嬉しい。
また、工場は24時間フル稼働している場合が多いので夜勤の募集も常に出ている。
さらに、仕事の辞めやすさという点も見逃せない。
こういう場所でバイトとして長年働こうと考えるような人は少ない為、皆アッサリと辞めていく場合も多いが、雇う側もその辺は重々承知の上の事なので、辞めようとする人間をいちいち引き止めたりするような事も無い。
その為、Wワークにはもってこいだと言えよう。
もちろん現場によってはシフトに厳しい所もあるから、その辺は会社に事前にしっかりと確認しておくべきだ。
工場バイトの服装・ファッション
基本的に服装髪型は自由だし、男子の長髪や染髪、タトゥーなんかも全然OK。
工場の仕事だったらそういうのに関しては何の制限もないから、プライベートでは相当自由なファッションが楽しめるだろう。結構音楽とか役者をやってるような人なんかが働いている事も多い。
実際私も昔はアートや音楽をやったりして長髪だった時があったから、仕事探しはバイトでさえ結構苦労したのは憶えている。
こういう人は飲食・接客・サービス業に就くのはまずNG。オフィス仕事等でもやはり敬遠されがちだ。
このように、社会の通念や常識に真っ向から対立する事になったとしても己のポリシーだけは絶対に曲げたくないというような人は色々な困難に直面するものである。
ところで、このような仕事でもっとガッツリ稼ぎたいと考えているのなら季節労働とか期間工をやるのもいい。
ただ、この手の仕事はモノによっては相当にきつかったりする場合もあり、当たり外れも大きいから初めての人は季節労働経験者の体験談を聞く等したりして、慎重に検討した方が賢明だろう。
例え途中で辞めたくなったとしても場所柄都会の場合のように簡単にバッくれるという訳には行かず、何かと苦労する事態になりかねないからだ。
- 沖縄のサトウキビ工場編