ラクなバイト ゴミ屋のバイト

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3Kの代名詞!? ゴミ収集作業の仕事をやる

私は極貧時代、清掃局が募集するゴミ収集の作業というのをやっていた事がある。

仕事内容は、家庭や店舗等から出される生ゴミや資源ゴミを収集する為、パッカー車と言われる後ろにゴミを積む事が可能な青と白のツートンカラーで御馴染みの特殊車両に乗って都内の決められた場所を回るというもの。

我々がいつも朝出しているゴミを、ここでは回収する立場に回るという訳だ。

ゴミの回収はドライバーを含め3人一組でパッカー車に乗って担当エリアを移動、決められた場所に置いてあるゴミのピック作業を行う。

指定の場所を全て周り、ゴミを残らず回収出来れば仕事は終了。ゴミが多くなるような連休明け、年始なんかは作業も大変になる。

ただ、脳味噌は全く使わないし、特別体力も要らず馴れればどうって事のない仕事なので誰でも出来る。

何故私はゴミを集める仕事をしていたか

ゴミを扱うわけだから当然汚れ仕事になるのだが、敢えてこれをやってみた理由というのは仕事終わりにタダで風呂に入らせてもらえると聞いていたからで、清掃事務所にはまるで銭湯の如き大浴場が完備されており、作業員であればバイトでも自由に利用する事が出来た。

当時家賃2.5万円の風呂無し木造ボロアパートに住んでいた私はその日の食べ物にも事欠くような状態だったから、銭湯代が浮くというのは非常にありがたいもので、それまでは一週間に一回、友人の家でシャワーを使わせて貰っていた位だ。

また、たまにゴミに混じってまだ使えそうな衣服類が拾えたりする事もあって、この仕事は色々と役得もあり、知っている人は知っているという感じのレアな仕事ではあった。

何しろそれまでは服と言えば、擦り切れたジャージとTシャツ数枚しか持っていなかったのであるから、当時私の着ていたものはほぼ全て、このゴミの仕事で拾ったものばかり。

他にも座布団だとか、食器、カバン、文房具等、多少状態が悪くても、とにかく使えそうな生活用品は何でも拾って利用していた。

末はやっぱり公務員で決まり

ゴミを回収するこの仕事というのは、イメージとして3K職の最たるものであろう。

だが事実は裏腹で、清掃局という場所での親方日の丸仕事は至ってラクなものだった。

きっちりと定時に上がれて残業等は一切無いのは当たり前で、あまり詳しくは言えないが、内部の事情をよく知らない人にとってはとんと想像が出来ないようなぐーたらな職場なのだ。

やっぱり、なるなら公務員サイコー!!

という感じを存分に味わう事が出来たが、こういう裏の実態というものはそもそも我々一般市民に全く知らされる事はない。

払った税金に見合うような仕事っぷりをしていないようでは住民達の怒りやクレームが役所に殺到する事は必至だからで、その辺りは一番職員達が気を使う所だった。

つまり、職員達が仕事で手を抜いたりラクをしている部分はおくびにも出さず、表向きは市民の為にひたすら滅私奉公しているという真面目なイメージを保たなければいけないのである。

そしてこれは何も清掃局に限った話ではなく、私が生まれる前なので直接には知らないが、国鉄時代の職員や民営化する前の郵便局なんかも同様であったらしいとの事。

郵便局のバイトは過去何度か経験した事があるが、確かに相当ラクはラクで、あまりに退屈過ぎて逆に長くは続けられなかったという記憶がある。

ゴミ収集は、何と言っても夏場がツラい 

それでもやっぱりこの仕事特有の嫌な部分というものはやはり存在するもので、生ゴミなんかは特に夏場は腐敗していて非常に臭く、身体に臭いがついてしまう。

ゴミの袋にはゴキブリがたかっていたり蛆が沸いていたりする事もしばしばあるが、仕事は仕事なのでいつまでも放って置くわけにはいかず、早々に回収しなければならないのだ。

路上の動物の死骸を回収するのも清掃局の仕事であり、大抵は車に轢かれた動物達の亡骸を死体袋に入れて持ち帰る事になる。

そんなこんなでいくら作業自体がラクとは言っても、やはりやりたがる人はそう多くはないし、私も風呂付きのアパートに引っ越してからはこの仕事に就いた事はなかった。

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