季節労働のススメ 鮭バイト編 2

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フェリーで北海道へ

私は当時所持していた100ccのスクーターで東京の自宅から北海道の鮭バイトに行く事にした。

後ろにかなり大き目の荷台をつけて、そこにテントやら寝袋やら服やらを詰め込むとかなりの重さである。

だが100ccのスクーターでは高速道路が走れないから、流石に下道を使って陸路で北海道まで行くのでは時間がかかりすぎると思い、とりあえず茨城にある大洗港まで行き、そこからはフェリーを使う事にした。

フェリーならばバイクや車でそのまま乗り込んで、あとはまったりと船内で過ごす事が出来る。船内には大浴場やサウナもあり、何よりこの時期北海道へ行くのは長距離トラックの運転手位なのでとても空いていてすこぶる快適。

大部屋でも私一人しか客がいないので、実にのびのびと寝る事が出来るのだ。

夕方に乗れば次の日のお昼過ぎには北海道に着いてしまうので便利な事この上ない。

スクーターで鮭バイトに行く

北海道の港から道東の仕事場である食品工場までは直線距離で約400km。

しかし、仕事場に行く前にせっかくの機会だからどうしても北海道に住む知人を訪ねたかったのでそちらに寄り道をしつつのルートだったから500~600kmはあったと思う。

友人が以前原付で北海道を周ったと言っていたので、自分もまあ行けるだろうとかなり楽観的だったが、100ccのスクーターではスピードもパワーもまるで足りないし、有料道路にも乗れないので予想以上に時間がかかる。

途中、ライダーハウスとかも見かけたりしたが、テントを持っていたのでキャンプ場とか道の駅で泊まったりして約2日の道中殆どずっと運転だけだ。

スクーターではキツイ北海道の旅

実際にやってみて分かったのは、寒くて広い北海道を小型の街乗りスクーターで走破するのは想像以上にキツイという事である。

まず、この時期の道東はバイクではもう既に寒い。

特に朝方の冷え込みは相当なもので、手がかじかんでまともに運転が出来ない程だ。

あまりに寒いからスーパーで目出し帽や防寒用の厚手の靴下とか手袋等を買ってみたもののそれでも辛い。

そして、道東は人が少ない。

町から町までの距離がある為、気をつけないと途中でガス欠になってしまう可能性がある。

ガソリンスタンドを見つけたらスグに給油しておくべきだが、タンクが5L程度しか入らないので、ガソリンはスグに無くなってしまう。

 

エンジンオイルも問題だ。

2スト仕様のスクーターなので常にオイルを切らさないよう補給しながら走らなければならないのだが、小さな田舎のガススタでは今時2スト用のオイルが売ってない事もしばしばだった。

案の定途中でエンジンオイルが切れてしまい、空のままひたすらエンジンが壊れ無い事を祈りつつ次のガソリンスタンドまで走り続けた事もあったものだ。

とにかく無事に知人にも会えたし、鮭バイの仕事場にも辿り着けたものの、やはり今度はせめて中型か出来れば大型のバイクで北海道を走りたいと強く感じた。

それに、小さいスクーターだと万一ヒグマなんかに出くわした場合、果たして無事に逃げ切れるかどうかという不安もある。

鮭の捕れる時期になるとヒグマも出てくるようになるのだろうが、道東は至る所にヒグマに注意の看板があるから怖いと思った。

道東の森の中で見つけた恐怖の看板

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